神社を見る上でおすすめのものは?

「神社に参拝する際のマナーとかルールが知りたい」
「手水舎で手を洗う順番が分からない」
「神社本庁ってどこにあるの?歴史も気になる」

神社は日本各地に多くありますが、観光するならばどういった点を気を付けたら良いのか、またマナーはどうしたら良いか確認していきます。
正しい参拝の仕方を学ぶことで、より深い知識を得ることが可能です。
そのための手洗いや手水のやり方や拍手の回数の違いを紹介していきます。

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【トピック】伊勢(いせ)の神宮を本宗(ほんそう)と仰ぎ、全国津々浦々に鎮座する約8万の神社を包括する宗教法人。
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参拝マナーを覚えておく

初詣や合格祈願・縁日などの行事で参拝する機会は多くあるものの、きちんとマナーを知っている人は少ないようです。
適当でもお参りはできるものの、参拝マナーを覚えておくと一生役立てることが可能です。
まず鳥居をくぐった後は、衣服を整て軽く会釈をしてから境内に入っていきます。
鳥居の向こう側は紙の空間であるために、参拝はすでに始まっているといえるのです。
そして参拝の時は中央を避けて、ゆっくりと端を歩いていきます。
中央は神様が通る道のために避けて、ゆったりとした気持ちで入っていくのです。
そして手水舎で手水をとって、手を洗い清めて御神前に進んでいきます。
そしてできれば口の中もゆすいで、体の中まで清めることも理想です。
ただし感染症の心配もあるために、現在は中止している神社も多いといいます。
清め終わったら御神前に進んでいき、俗世の穢れを落としていくのです。
お宮に来たら軽く会釈をして賽銭箱に再選を入れて、鈴を鳴らし二拝二拍手一拝します。
そして軽く会釈をして退くのです。
基本的にお願い事は一つだけで、色々とお願いをするのはNGです。

手水舎に関するマナー

変える時も来たときと同様に中央を避けて歩き、中に向かって軽く会釈してから退出します。
神社の鳥居をくぐると、賛同の脇に手水舎があります。
参拝者が身を清めるために、手を洗って口を漱いでいきます。
手水舎の水盤にはたいてい「洗心」と書いてありますが、両手と口を洗い清めることによって心も体も清めるという意味だそうです。
参拝する前は必ず手水によって、綺麗な状態でいることが大事といえます。

右手が会釈を持って水を汲み、左手にかけていき清める

まずは右手が会釈を持って水を汲み、左手にかけていき清めるのです。
神道では左が神聖なものなので、左が先なので注意してください。
柄杓を左に持ち替えて右手にかけ、同じように右手を洗うのです。
再び柄杓を右手に持ち帰ると左手に水を受けて口を漱ぎます。
直接口を漱ぐのはNGです。
もう一度左手に水をかけ、最後にひしゃくの柄を洗って終了となります。

基本的にはこの動作を繰り返すことになるのです。
正式なものはこれですが、そこまでしない人でも、口をゆすぐ以外はすべて行っておきたいといえます。
左から右へと覚えておくと大丈夫です。

二拝二拍手一拝

二拝二拍手一拝はよく耳にしますが、まず拝は約90度の深いお辞儀を表します。
例は大体45度くらいの浅いお辞儀を表すのです。
そのため2拝とはまずお賽銭を投げて、それから行います。
なおお賽銭は昔白い紙に包んだ米をおひねりとして備えていた名残だそうです。
まず2回お辞儀をして、神への敬意を表していきます。
次に胸の高さでぱんぱんと手を合わせ、二拍手するのです。
その後指をきっちりと合わせて祈りを込め、手を降ろしていきます。
二度手を打つことで神を招き、その後手を合わせることで神と人が一体になり、祈願をこめて神の力を体得できるということが由来だというのです。
最後に1拝して、神に意志を送るのだといいます。
基本のマナーはこういう由来があり、知っておくと何かの時に役立つこともあるのです。
誰かと参拝した時に、こういったことを話すと感心されることも多いのかもしれません。

おみくじの順番を知っておこう

おみくじの順番は実は知らないという人も多いようですが、順番でいうと大吉そして次が中吉・そして小吉へと続いていきます。
そして半吉から末吉といった順番となるそうです。
おみくじを引いた後は吉凶の結果ばかり気になってしまいますが、大事なことは細部を確認することが大事といえます。
おみくじは吉凶の結果に捕らわれずに指針とすることが大事であり、あるものは逆に転じやすいといわれているのです。
あくまで吉であっても慢心せず、今日だと用心して誠実に過ごすことが大事といえます。
待ち人や縁談・恋愛などの項目がありますが、これらも細かく分類されているのです。
例えば縁談が結婚を表し、恋愛はその名の通り恋愛を表します。
凶を引いた場合はどうしたら良いのかと思ってしまいますが、持ち帰るかそのままつけていくかはお宮によって見解が違っているようです。
例えばおみくじは神仏からのありがたい返事だから持ち帰るべきだという考え方もありますし、吉凶にかかわらずに持ち帰るべきだという意見もあります。

まとめ

自分にとって都合の悪いおみくじはその場で結び付けて、さらなるご加護を願うといった考え方もあるのです。
そして良い知らせの場合は持ち帰り、後日境内に結んでいきます。
もともとおみくじは教訓として持ち歩くものだったといい、その場に結ぶのは凶をとどめて吉に転じるという願いが多く自然とできた風習だというのです。
そのために、これといった正解はなく、自分が良いと思う方を採用すると良いのかもしれません。