教えてエスコシステムズさん!蓄電池について

「蓄電池って何?」
「蓄電池のメリットが知りたい」
「株式会社エスコシステムズさんの評判について知りたい」

蓄電池とは漢字をそのままに解釈すると電気を蓄えておくことができるものと思われるかもしれず、この考えでいくと普通の乾電池もその区分に当てはまることになります。
一般の乾電池も電気を貯めておけるものであることに間違いはありません。
しかし実際にはこのような意味ではなく、電気を使った後であっても充電をすることで繰り返し利用できる電池を指します。

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エスコシステムズさんの蓄電池に学ぶ

充電池あるいは充電式電池と言ったほうが分かりやすいかもしれませんし、両者に電気化学的な意味での違いはありません。
しかし日常的には、従来の乾電池サイズでありながら、一回限りの使い捨てではなくて充電によって繰り返し何度でも使えるタイプの電池のことを充電池または充電式電池と呼び、乾電池サイズよりも大型で大容量のものを蓄電池と呼ぶことが多いようです。
電池はごく身近にあって私たちの役に立っていますので、電気を一定程度蓄えることは別にさほど難しいことではないというか、簡単なものと考えている人も多いかもしれませんが、科学的に言えば電気を貯めること、蓄えることは非常に難しいことであって、21世紀の最新の技術をもってしても、コストパフォーマンス的に言えば極めて効率のよろしくないことだと理解してください。

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電圧が1.5Vとすれば3000mWhの容量

非常に大雑把な話をしますが、例えばごく普通に使われている単3型の容量はだいたい2000mAh程度であり、電圧が1.5Vとすれば3000mWhの容量ですから、これは3Whとなります。
最近は100ワットの電球と言ってもピンと来る人は少数派かもしれませんが、たった3ワットの電力を1時間使えるだけの容量しかありません。
もし100ワットの電球を点灯させると仮定すれば、2分で消えてしまうことになります。
昨今は電気代が高いと嘆いている人も多いですが、電力会社から買う100ボルトの電気は、1kWhで30円前後といったところでしょう。
単位を良く確認して下さい。
1キロワット時であり、先ほどの電池の実に300倍です。
この比率で行けば、この電池は1本あたり0.1円の価値しかないことになりますが、いくら安いお店で購入しても単3型1本が0.1円ということはないでしょう。

100倍もの高価で貴重な品物を買っている

仮に量販店で購入して1本10円で安く手に入れたとしても、高いと嘆く電気代の実に100倍もの高価で貴重な品物を買っていることになるわけです。
もちろん、コンセントが無いと使えない100ボルト電源とは異なり、電池はどこでも簡単に持ち運びが可能というメリットがありますので100倍ものお金を出して馬鹿みたいだと即断するようなことはしませんが、同じ電気であっても単に電線を通じて流すことと、安全に蓄えることとは訳が違うという話の一端がここにも見て取れます。
このように訳が違うということは、逆に言えば技術開発というか発展の余地が大いにあるということもできます。
そして、私たちの生活で電気が無くてはならないものになっている以上、何とかしてより効率よくそれを蓄えておくことには大きな意義があります。

一定の出力で発電し続けることが最も効率的

火力発電所であれ原子力発電所であれ、基本的には一定の出力で発電し続けることが最も効率的です。
ところが需要は決してそうではありません。
人や社会が活動している時間帯に需要が高く、夜間は少ない傾向があります。
水力発電であれば、少し考えれば分かるように需要が少ない時間帯には水の落下をストップさせて発電しないことが比較的容易ですし、火力発電であっても一応は可能ですが、あまりにも出力を変動させることは手間もかかりますし、設備に余計な負担を与えることにもなって現実的ではありません。
何とかして、需要の少ない夜間の電力を蓄えておき、日中に使えるような仕組みがあればより有用だということです。

ハイブリッドカーや電気自動車の普及も大きい

そして最近ではそのような蓄電池の開発も進められ、実用化もされつつあります。
あるいは、ハイブリッドカーや電気自動車の普及も大きいと言えます。
これらの自動車にはまさに蓄電池が搭載されていますので、単にクルマを走らせるためだけではなく、もっと広い視点で考えることもできるからです。
つまり、可能な限りは夜間に充電するようにし、そのバッテリーで昼間に走ることにすれば良いわけで、電力会社としてもこのやり方を後押ししています。
夜間の電気代を安くすることでそのためのモチベーションとなっていたりするわけです。

太陽光発電システムと蓄電池も相性が良い

最近では太陽光発電も普及してきていますが、太陽光発電システムと蓄電池も相性が良いとされています。
当たり前のことですが太陽光発電は日中しか発電できず、夜間は不可能ですし日中であっても雨や曇りの際には効率が低下します。
そこで天気の良い昼間に発電した電気を一旦蓄えておき、夜間とか雨天時に活用しようというわけです。

まとめ

これらの仕組みは災害時にも大きな力を発揮し、乾電池とは異なって容量が大きいですから、100ボルトの電源であっても一定時間は停電しても使えることが大きなメリットになっています。