交通事故が起きた時弁護士に依頼する理由

1)交通事故は突然起きる

人間は、普段から予期せぬ出来事がおこると考えて活動しておいた方がよいでしょう。
ふだん何でもなさそうな毎日でも、ある日を境に突然世界が変わってしまうことがあるからです。

これは、人間そのものは予想することができませんが、実際にそのようなことが一生に何度かあると考えておけば、毎日心づもりをしながら生きることも可能です。
そうすると、少しずつ覚悟ができるようになるかもしれません。

例えば、交通事故が発生してしまった場合です。
自分で加害者の場合には、相手に対して損害賠償請求をしなければならないところです。

運がよく、相手は軽い怪我で済んだ場合にはそこまで心配する必要はありませんが、それでも損害賠償請求を受けることは必然になります。
このように考えると、個人で何か対処するよりも弁護士にお願いをした方がよい可能性もあります。

2)自身が任意保険と自賠責保険に加入していれば問題ない

基本的に支払うお金ですが、自分自身が任意保険と自賠責保険に加入していれば問題ありません。
ちなみに、自賠責保険は車を購入した時に必ず加入することになっていること、そして車検を受ける時に必ず加入することになっている点を考えれば、まずこれに加入していない人はいないといってよいでしょう。

必要最低限の保障内容になります。
そこで、自賠責保険だけでは不十分と考えた人は任意保険に加入します。

この保険の金額は人によって異なるものの、毎月\10000前後の人は少なくありません。
ただ、大きな負担に感じるかもしれませんがそれだけでトラブルが発生した場合に回避できると思えばこれほど安いものはないでしょう。

3)相手から来る請求内容

では、相手からどのような請求がくるかが問題になりますが、請求内容としてはまず病院に通院した時の費用や治療費になります。
これはけがが大したことない場合でもやはり支払わなければいけません。

相手がタクシーを使った場合でも、その費用は保険から出されることになります。
ですが、支払い額は常識の範囲内になりますので、それに関連したものに関しては支払わなくてよいです。

例えば、病院に行く足がないのでわざわざ自動車を購入した場合、その自動車の購入費用は保険から降りることはまずありません。
なぜなら、直接交通事故には関係ないからです。

もう一つは、後遺障害が残ってしまった場面になります。
後遺障害とは、一時的な間接のしびれなどではなく一生を通じた体の障害になります。

そのため、2カ月程度で首のしびれなどが治ってしまった場合には後遺障害が請求されません。
ですが、ずっと背負って行かなければいけない傷やしびれなどが発生した場合には、後遺障害が認定されることになるでしょう。

4)弁護士を依頼する側は被害者の方に多い

この時、保険会社に任せる人もほとんどになりますが、最近は弁護士に依頼する人も増えてきています。
弁護士に依頼することで、より適切な判断をしてくれるからです。

参考サイト:大阪で交通事故に強い弁護士への相談サイト|咲くやこの花法律事務所

ただどちらかといえば、弁護士を依頼する側は被害者の方に多いと言えるでしょう。
なぜ被害者がわざわざ弁護士を依頼するかといえば、これにはしっかりとした理由があります。

依頼することにより、弁護士基準と呼ばれる基準で請求することができこの基準で請求するとより多くの慰謝料を手に入れることができます。
そのような理由により、ある意味を得になるわけです。

この点、任意保険で十分ではないかと述べる人もいます。
任意保険は、基本的に交通事故を起こした車の運転者が加入しているものですので、もし加入していなかったとすればこれほど不利になることはありません。

普通に考えれば、自賠責保険の範囲内での後遺障害の慰謝料請求になるはずです。
当然ながら金額は少ないですので、法律家に依頼することでより多くのお金をもらおうとするわけです。
この場合、成功報酬などを支払うことも忘れてはいけません。